誤字脱字・用語の誤用を校正できるかをチェックできるテスト(2)

文章の校正スキルをテストする問題です。文章内の誤字脱字や言葉の誤用に気づき、正しく修正できるかどうかをチェックすることができます。

この「校正スキルチェックテスト 2 誤字脱字・用語の誤用に関するテスト」では、文章内の誤字脱字の他、ビジネスの場面で使用される言葉の誤用に気づき正しく修正できるかどうかをチェックします。このテストでは、主観的な好みによって文章表現を修正するのではなく、一般的に標準語として使用されている日本語として正しく直せるかどうかをテストするものです。ライター、校正者、編集者、広報など、文章の校正スキルが必要な職種の採用テストや、採用後のスキルチェックに使用できます。

対象職種
ライター、編集者、広報など校正スキルが必要な職種
問題形式
選択式、記述式
問題数
全10問
制限時間
45
タグ
#編集・制作

テスト問題プレビュー

以下の文章を校正してください。事実関係(ファクト)のチェックは必要ありません。誤字や脱字、修正の必要がある箇所を確認し、その数を回答して下さい。

1. 財務部長として課員の西村君を見ていて、彼は人当たりがよいから営業のほうが適正があるのではないか、と思っていた。本人には財務についての専門的な勉強をしてきているプライドがあるだろうと考え、移動を切り出す機会をずっと窺っていた。ちょうど営業部の課長が転職したところだから、今が好機とみている。
ところで、働き方改革とやらの影響かはわからないが、我が社も年俸制の導入などがささやかれている。私が入社したころは年功序列だと信じ込んでいたが、いつのまにか成果主義が当たり前になってしまった。
私の良く知る生え抜きの重役が役員会で「あまりの成果主義はベテラン社員のやる気を削ぐ」と発言したら、社長に叱責されサンドバック状態になったと噂に聞いた。うちの会社の家族的なところが気に入って同業他社から移ってきた人だから、さもありなんと思う。

2. 小子化の進む中、あえて学習塾を起業してはや5年。授業料は高額だが、それに違わない高品質の個別指導塾だ。しかし、これほど流行るとはゆめゆめ思わなかった。妻にも色々負担をかけたから、きょうは夫婦で慰労の旅行に来ている。海を望むレストランで、先ほどディナーをとったところだ。バルコニーで満天の星を見上げながら、ふと笑みがこぼれる。

3. 明日は、実家に手伝いに行くことになっている。ついに物置を片付けるというのだ。物置といっても、戦前に祖父が営んでいた剣道の道場の名残で、かなり広い。父も小さいころから剣道をやっていて、大きな大会で優勝したときには父子鷹と新聞に載ったこともあるそうだ。

4. 直樹は来月からの生活に胸を踊らせていた。大都会、一人暮らし、電車通勤と、すべからく人生初の挑戦だ。あのまま父親の経営する会社にいれば、順調に出世して、いずれは社長を継ぐことになっただろう。しかし、自分に経営者としての才能がないのは、よく自負している。新しい勤め先は、親の力を借りずに探した。都会ではそんなに知名度のある会社ではないので、資産家の息子だとばれることはないだろうが、人の口に戸は立てられない。どこで知られないともかぎらないから、そこは注意するに越したことはない。

5. NHKのニュースで、誰もが知る二枚目俳優が飲酒運転で逮捕された、と報じていた。アルコール依存症で長年苦しんでいたらしい。そんな馬鹿な、と思ったが、国営放送が億測で報道するはずがない。才色兼備の彼が、何でそんなふうになってしまったのだろう。

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問題作成者紹介

満永亜美(監修者)

サイトエンジン株式会社の社内ライターとして、自社サイト内の記事をはじめ、様々な記事のライティング・校正を行っています。

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