指名委員会・報酬委員会事務局実務研修(役員の選解任・後継者計画・役員報酬設計)
指名・報酬委員会の設計と年間運営、役員候補の選定・後継者計画・役員報酬設計、開示までを支える事務局人材を育成
2026年7月21日に改訂されたコーポレートガバナンス・コード(2026年改訂版)は、原則4-7で、監査役会設置会社・監査等委員会設置会社のうち独立社外取締役が取締役会の過半数に達していない会社に対し、独立社外取締役を主要な構成員とする独立した指名委員会・報酬委員会の設置を求め、プライム市場上場会社には各委員会の構成員の過半数を独立社外取締役とすることを基本とし、委員会構成の独立性に関する考え方・権限・役割等の開示を求めています。原則4-3ではCEO後継者計画への取締役会の関与、原則4-2では中長期の業績と連動する報酬の設計が示され、原則4-14の解釈指針は取締役会と傘下の委員会を支える事務局の機能強化に触れています。東京証券取引所の集計(2026年7月)では、プライム市場上場会社の87.2%が任意の指名委員会、88.8%が任意の報酬委員会を設置しており、設置は一巡し、運営の質が問われています。一方、議題設定、候補者の評価資料、報酬水準の比較、開示との整合といった事務局の実務は担当者の経験に頼りがちです。本研修では、委員会規程と年間スケジュール、スキル・マトリックスによる役員候補の選定、CEO後継者計画、報酬方針・株式報酬と業績指標の設計、開示と議事録までを体系的に学び、演習で自社の運営に落とし込みます。あわせて、自社開発のテストシステム「ラクテス」で事前・直後・3ヶ月後の効果測定を行い、知識の定着を可視化します。
この研修で解決できる課題
委員会規程・権限・取締役会との関係の整理から、株主総会・決算・役員人事のサイクルに合わせた年間スケジュールと議題設定、審議資料の構成までを扱い、事務局が先回りして準備できる運営の型を身につけます。
求める資質・経験の定義とスキル・マトリックスの作成、社外取締役候補のソーシングと独立性判断、後継者候補のプールと育成計画、緊急時の代行計画まで、指名委員会が審議できる資料に落とし込む手順を学びます。
報酬方針の策定、固定報酬・短期・長期インセンティブの構成比、株式報酬の種類、財務・非財務指標の選定、同業他社との水準比較、減額・返還条項までを、報酬委員会の審議に必要な比較資料の作り方とあわせて扱います。
コーポレート・ガバナンス報告書(CG報告書)・有価証券報告書「役員の報酬等」・事業報告・招集通知で求められる記載事項と委員会審議との整合、議事録・記録の残し方、委員会の実効性の振り返りまでを演習で確認し、後から説明できる運営を目指します。
選ばれる3つの理由
コーポレートガバナンス・コード(2026年改訂版)と会社法・開示府令の要請を、事務局が実際に動く順番(年間計画→審議資料→決議→開示→記録)で整理します。自社の委員会規程を題材にするため、研修後そのまま運営に反映できます。
スキル・マトリックスの作成、後継者計画のロードマップ、報酬構成比と業績指標の設計、開示文案の作成など、手を動かす演習を中心に構成します。自社の機関設計と委員会の成熟度に合わせて専門講師を選定します。
研修受講により、Webテストシステム「ラクテス」の年間利用権が無料で付与されます。事前・直後・3ヶ月後のテストで、スキルの定着を数値で確認できます。
研修プログラム
【A】指名・報酬委員会 事務局実務総合コース おすすめ
委員会の設計・年間運営から、指名(役員候補の選定・CEO後継者計画)と報酬(報酬方針・インセンティブ・株式報酬の設計)、開示と記録までを一日で扱う総合コースです。法定・任意いずれの委員会にも対応し、各部に自社の委員会運営へ当てはめる演習を組み込みます。
-
1
委員会の設計と年間運営改訂コード原則4-7と会社法上の委員会の違い / 委員会規程・構成・権限と取締役会との関係 / 年間スケジュールと議題設定【ワーク】
-
2
役員候補の選定とスキル・マトリックス求める資質・経験の定義 / スキル・マトリックスの作成 / 社外取締役候補のソーシングと独立性判断【ワーク】
-
3
CEO後継者計画の運用後継者計画のロードマップと候補者プール / 育成計画と評価の記録 / 緊急時の代行計画
-
4
役員報酬の制度設計と業績指標報酬方針と固定・短期・長期の構成比 / 株式報酬の種類と業績指標・ESG指標 / 同業他社比較と減額・返還条項【ワーク】
-
5
開示・議事録・実効性評価+まとめCG報告書・有価証券報告書・招集通知の記載 / 議事録と記録の残し方 / 委員会の実効性の振り返り / ラクテスによる直後テスト
【B】指名委員会・後継者計画 事務局実務コース
指名委員会の運営に絞った半日コースです。取締役・CEO候補に求める資質の定義、スキル・マトリックス、社外取締役候補の独立性判断、CEO後継者計画の候補者プール・育成計画・緊急時対応を重点的に扱い、委員会に諮る資料の作成演習を行います。
-
1
指名委員会の設計と年間運営委員会規程・構成・権限 / 選解任・指名の方針と手続(原則3-1) / 年間スケジュールと議題設定
-
2
役員候補の選定基準と評価資料求める資質・経験の定義 / スキル・マトリックスの作成 / 社外取締役候補のソーシングと独立性判断【ワーク】
-
3
CEO後継者計画の運用ロードマップと候補者プール / 育成計画と評価の記録 / 緊急時の代行計画【ワーク】
-
4
開示・議事録+まとめCG報告書・有価証券報告書での指名方針の開示 / 議事録と記録 / ラクテスによる直後テスト
【C】報酬委員会・役員報酬制度設計 事務局実務コース
報酬委員会の運営と役員報酬制度の設計に絞った半日コースです。報酬方針、固定報酬・短期・長期インセンティブの構成、株式報酬の種類、業績指標とESG指標、同業他社比較、減額・返還条項、株主総会の報酬決議と開示までを、審議資料の作成演習とあわせて扱います。
-
1
報酬委員会の設計と年間運営委員会規程・構成・権限 / 報酬等の決定方針(会社法361条7項) / 年間スケジュールと審議事項
-
2
報酬方針と報酬構成の設計固定・短期・長期インセンティブの構成比 / 株式報酬の種類と設計 / 業績指標・ESG指標の選定【ワーク】
-
3
水準比較と株主の視点同業他社ベンチマークの作り方 / 減額・返還条項 / 株主・議決権行使助言会社の視点と報酬決議【ワーク】
-
4
開示・議事録+まとめ有価証券報告書「役員の報酬等」・事業報告の記載 / 議事録と記録 / ラクテスによる直後テスト
オプションメニュー
特典:ラクテス12ヶ月無料提供
98,000円相当のテストシステムが、研修受講で無料に。
ラクテスとは?
サイトエンジンが自社開発したオンラインテスト作成・実施システム。
研修の効果測定(事前・直後・3ヶ月後)はもちろん、指名・報酬委員会の事務局実務スキルのチェックにも使え、年間360回までフル活用できます。
導入までの流れ
導入イメージ(想定例)
※以下は本研修の活用場面を想定した例であり、実際の導入実績ではありません。
委員会の年間議題と審議資料の型が整理できた
任意の指名・報酬委員会を設置して数年、議題が毎回その場で決まっていた事務局が、株主総会・決算・役員人事のサイクルに沿った年間スケジュールと審議資料の構成を演習で作成し、翌年度の委員会運営計画としてまとめる方針を固めました。
CEO後継者計画を委員会に諮る形にできた
後継者計画が社長の構想にとどまっていたところ、求める資質の定義と候補者プール、育成計画、緊急時の代行計画を一枚のロードマップに整理し、指名委員会の年間の審議項目として提案する素案を事務局で作成できました。
株式報酬と業績指標の設計方針を事務局で固めた
中期経営計画の更新にあわせて役員報酬の見直しを求められていた担当者が、固定・短期・長期の構成比、株式報酬の種類、財務・非財務指標の候補を比較表に整理し、報酬委員会へ諮る設計案と有価証券報告書の記載方針を固めました。
開示項目と委員会の審議内容の整合を確認できた
CG報告書と有価証券報告書の記載が委員会の実際の審議内容と合っていない懸念があり、オプションの設計ワークとあわせて受講し、開示項目から逆算した審議事項と議事録の記載項目を事務局内で共有できました。
よくある質問
※記載されている会社名・製品名・サービス名・規格名は、各社・各団体の商標または登録商標です。
※記載の料金はすべて税別です。研修内容・プログラムの詳細は、担当講師の専門性・持ち味により異なります。