取締役会実効性評価の設計・運営研修
評価の設計から質問票作成、結果分析、開示文作成、翌年の改善計画までを一貫して運営できる事務局人材を育成
取締役会の実効性評価は、コーポレートガバナンス・コードが毎年の実施と結果概要の開示を求める取組みです。2026年7月21日に確定した改訂コード(2026年改訂版、金融庁・東京証券取引所)では、旧補充原則4-11③が原則4-13(3)として原則本文に位置づけられ、解釈指針で「取締役会としてどのような機能を発揮すべきかを踏まえた評価」が効果的とされました。原則4-14の解釈指針では取締役会事務局(コーポレートセクレタリー等)の機能強化も明記され、改訂コードに基づくコーポレート・ガバナンス報告書(CG報告書)の提出期限は2027年7月末です。旧補充原則4-11③のコンプライ率はプライム市場95.2%、スタンダード市場64.9%(東証「コーポレート・ガバナンス白書2025」)と実施は進む一方、質問票が毎年同じで回答が高得点に偏る、開示文が前年の焼き直しになる、課題が翌年に引き継がれないという形骸化の悩みが多く聞かれます。本研修では、評価の目的と対象範囲の設計、質問票の作成、匿名性を確保した実施、結果分析と取締役会での討議設計、開示文の作成、改善計画と翌年のフォローまでを一連の流れで学び、演習で自社の評価設計に落とし込みます。あわせて、自社開発のテストシステム「ラクテス」で事前・直後・3ヶ月後の効果測定を行い、知識の定着を可視化します。
この研修で解決できる課題
取締役会が発揮すべき機能に照らして評価項目を組み直し、構成・スキル、議題設定、情報提供、審議の質、委員会との連携、事務局支援、株主との対話の各観点から質問票を設計し直す手順を扱います。
匿名性の確保と回収方法、自由記述欄の設け方、議長・社外取締役への個別インタビューの進め方、外部評価機関の活用場面と選定の考え方を扱い、率直な意見が集まる実施運営のつくり方を学びます。
5段階評価の定量集計と自由記述の論点整理、前年比較による経年把握、議長との事前すり合わせ、討議議題の絞り込みまでを演習し、評価結果を取締役会の実質的な議論に載せる設計を身につけます。
コーポレート・ガバナンス報告書や統合報告書での開示文の構成と書き方、課題への対応計画の作成、半年後の進捗確認と翌年の評価項目への反映まで、評価を改善のサイクルとして回す運営を扱います。
選ばれる3つの理由
コーポレートガバナンス・コード(2026年改訂版)の原則4-13(3)と解釈指針を踏まえ、評価の目的・対象範囲・手法・サイクルを設計します。自社の質問票と開示文を題材にするため、研修後そのまま翌年の評価に反映できます。
質問票の設計、インタビューガイドの作成、結果分析と討議資料の作成、開示文の作成など、手を動かす演習を中心に構成します。機関設計や取締役会の構成に合わせて専門講師を選定します。
研修受講により、Webテストシステム「ラクテス」の年間利用権が無料で付与されます。事前・直後・3ヶ月後のテストで、スキルの定着を数値で確認できます。
研修プログラム
【A】実効性評価総合コース おすすめ
評価の設計から質問票作成、実施運営、結果分析、取締役会での討議、開示、改善計画までを一日で扱う総合コースです。年間の評価サイクルを一連の流れとして学び、自社の質問票と開示文を題材にした演習を各部に組み込みます。
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1
実効性評価の目的と制度の位置づけ原則4-13(3)と解釈指針 / 開示のためではなく機能発揮のための評価 / 対象範囲(取締役会全体・委員会・個々の取締役)と3年程度のサイクル設計
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2
評価項目と質問票の設計取締役会の役割・責務に照らした評価項目の体系 / 構成・スキル、議題設定、情報提供、審議の質、委員会連携、事務局支援、株主との対話 / 設問形式と自由記述【ワーク】
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3
実施運営とインタビュー匿名性の確保と回収方法 / 議長・社外取締役への個別インタビューの設計 / 外部評価機関の活用と選定の考え方【ワーク】
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4
結果分析と取締役会での討議設計定量集計と自由記述の整理 / 前年比較と経年把握 / 議長との事前すり合わせ / 討議議題の絞り込み【ワーク】
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5
開示と改善計画+まとめコーポレート・ガバナンス報告書・統合報告書での開示文 / 課題対応計画と翌年のフォロー / ラクテスによる直後テスト
【B】評価設計・質問票作成コース
評価の目的・対象範囲・手法の設計と質問票の作成に絞った半日コースです。取締役会が発揮すべき機能に照らした評価項目の体系化と、匿名性を確保した実施計画の作成を重点的に扱い、自社の質問票案を持ち帰ることを目指します。
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1
評価の目的と設計方針原則4-13(3)と解釈指針 / 対象範囲と手法(質問票・個別インタビュー・外部評価)の選択 / 3年程度のサイクル設計
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2
評価項目の体系化と設問設計取締役会の役割・責務に照らした項目設計 / 委員会との連携・事務局支援・株主との対話の項目 / 設問の粒度と項目数【ワーク】
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3
質問票と実施計画の作成5段階評価と自由記述の組み合わせ / 匿名性の確保と回収方法 / インタビューガイドの作成【ワーク】
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4
外部評価の活用+まとめ外部評価機関の活用場面と選定の観点 / 年間スケジュールへの落とし込み / ラクテスによる直後テスト
【C】結果分析・開示・改善計画コース
回収後の結果分析、取締役会での討議設計、開示文の作成、改善計画と翌年のフォローに絞った半日コースです。評価を開示で終わらせず、課題対応のサイクルとして回す運営を重点的に扱い、討議資料と開示文の構成案を作成する演習を行います。
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1
回答データの集計と分析定量集計と項目別の読み方 / 自由記述の論点整理 / 前年比較と経年の見方【ワーク】
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2
取締役会での討議設計議長との事前すり合わせ / 討議議題の絞り込み / 執行側で対応する課題の切り分け【ワーク】
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3
開示文の作成と整合確認コーポレート・ガバナンス報告書の記載 / 統合報告書・招集通知との整合 / 課題と対応状況の書き方【ワーク】
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4
改善計画と翌年のフォロー+まとめ課題対応計画の作成 / 半年後の進捗確認と翌年の評価への反映 / ラクテスによる直後テスト
オプションメニュー
特典:ラクテス12ヶ月無料提供
98,000円相当のテストシステムが、研修受講で無料に。
ラクテスとは?
サイトエンジンが自社開発したオンラインテスト作成・実施システム。
研修の効果測定(事前・直後・3ヶ月後)はもちろん、取締役会実効性評価の設計・運営スキルのチェックにも使え、年間360回までフル活用できます。
導入までの流れ
導入イメージ(想定例)
※以下は本研修の活用場面を想定した例であり、実際の導入実績ではありません。
質問票を取締役会の役割に沿って組み直す方針を固めた
導入以来ほぼ同じ質問票を使い続け、回答が高得点に偏っていたところ、取締役会が発揮すべき機能に照らして評価項目を見直す演習を行い、設問の入れ替えと自由記述欄の設け方を事務局内で整理できました。
評価の対象範囲と3年サイクルの考え方が整理できた
委員会や個々の取締役をどこまで評価対象に含めるか判断に迷っていた担当者が、対象範囲と手法の選び方を学び、内部評価を基本に外部評価を組み合わせる3年単位の計画案をまとめる方針を固めました。
分析結果を取締役会の討議議題に落とし込めた
集計表を配布するだけで討議が深まらない課題があったところ、定量結果と自由記述を論点ごとに整理し、議長との事前すり合わせを経て討議議題を絞る流れを演習で確認し、翌年の進め方を見直しました。
外部評価機関の活用方針と開示文の構成を整理できた
第三者評価の導入を検討していた担当者が、オプションの質問票設計ワークとあわせて受講し、外部評価の範囲と選定の観点、コーポレート・ガバナンス報告書に記載する開示文の構成案を事務局内で共有できました。
よくある質問
※記載されている会社名・製品名・サービス名・規格名は、各社・各団体の商標または登録商標です。
※記載の料金はすべて税別です。研修内容・プログラムの詳細は、担当講師の専門性・持ち味により異なります。