英語のテストをしたいけど依頼するのは高いし、自分で作成するのは面倒。採用場面や学習の効果測定においてこのような悩みを持ったことはありませんか?
そこで今回はAIを使って英語のテストを作成するメリット・手順・注意点、そして活用法をご紹介します!
目次
AI作成のメリット
ここでは、AIによる英語問題作成のメリットを解説していきます。
作業効率の向上
英語の問題は、0から作ろうと思ったらかなりの時間を要します。しかしAIを用いて作ることで0から完成まで、たった数分で大量の問題を作成することができます。
圧倒的なコスト削減
専門家やネイティブに依頼して作成した場合と比べ、作成にかかるコストを大幅に削減することができます。
柔軟なカスタマイズ
英語のテストと一口に言っても、その種類は多岐にわたります。AI作成なら、問題の種類・想定されるシーン等柔軟なカスタマイズが可能なため、あらゆるニーズに応えることができます。
作成手順
ここでは、AIを用いた英語問題作成の具体的な手順を解説していきます。今回はChatGPT5での作成を想定しています。
1.前提を決める
AIで問題作成を行う際には、前提を詳細にインプットさせてから作成することが非常に重要です。ここで曖昧な設定にしてしまうと求めている問題が出力されません。具体的には、テストを受ける層・テストを行う目的・問題の数・問題形式・選択肢の数・難易度などがインプットできると良いでしょう。

2.キャッチボールを繰り返しブラッシュアップしていく
前提の確認
前提を確認してくれるので、間違ってなければ問題を作成してもらいましょう。

修正点の指摘①形式の変更
今回はPart2の長文における空欄問題に関して齟齬があったため修正してもらいました。
修正前

修正後

修正点の指摘②文字数の変更
AI、特にChatGPTは文字数のカウントが苦手です。今回も初めに長文問題の文字数を300語から400語と指定したのですが、規定文字数を満たしてくれませんでした。そこで、段落数と段落ごとの文字数を細かく指定することで規定文字数を満たすことができました。

3.解答・解説を貰う
問題を修正することができたら最後に解答・解説を出してもらい完成です。

AI英語問題作成の注意点
難易度の確認する必要がある
AIでの英語問題における難易度調整は完璧なものではありません。今回は実用英語検定準1級レベルという目安を設定したものの、その詳細については確認する必要があります。
実用化するのに手間がかかる
テストを作成したはいいものの、実際に多くの人が受験するとなると、丸付けや平均点・大問ごとの点数の算出など、手間がかかってしまうことが多いです。
テストの実用化ならラクテスにおまかせ!
ラクテスは、クラウド上で簡単にテスト作成、実施ができるシステムです。スタッフ採用時や、研修後のスキルチェックなどに扱えます。
ラクテスでできること①精密な採点・分析
ラクテスを使えば、採点の手間を大幅に省くことができます、また、自動採点機能により記述問題の採点も可能なほか、問題グループ機能を用いて大問ごとの採点も可能です。そのため、一つのテストの中でマクロな分析とミクロな分析を行うことができます。

ラクテスでできること②公平なテストの実施
ラクテスでは時間制限や合否設定をすることで、時間超過や点数の改ざん等の不正ができない仕組みになっています。そのため公平な受験が可能になります。
ぜひラクテスでテストの実用化を!
説明した機能以外にもラクテスには数多くの機能があり、AIで作成したテストの実用化にはもってこいのシステムといえます。また、作成したテストだけでなく、ラクテス内にある800種類以上のテストを利用することも可能です。
