ラクテスは、簡単な手順でオンラインテストを作成・運営できるSaaS型サービスです。本サービスを活用しているRPAテクノロジーズ株式会社(オープン株式会社)の和田様に、ラクテスの活用方法などについてお話をうかがいました。
RPAテクノロジーズ株式会社様(オープン株式会社)は、RPA・AIを活用した「楽しい時代」への進化を目指し、情報処理サービス業やコンサルタント業務に携わっています。2,400社(※)の導入実績を持つRPAツール「BizRobo!」 を活用した新規事業開発・推進にも取り組んでいます。
※2022年11月時点
今回は業務でラクテスを利用している和田慎也様に、その活用方法とメリットについてうかがいました。
目次
ラクテスがなかったら、どうなっていたんだろう…?~カスタマイズ可能なオンラインテストの強み~
ラクテスをどのように活用していますか。
動画コンテンツとテストをセットにした研修サービスを提供しているのですが、そのテストを作成するのにラクテスを活用しています。
デフォルトのテストだけではお客様の細かいご要望にお応えしきれず、また、独自のテストを Excelなどで作成するにも大きな工数がかかります。そこでラクテスを活用し、お客様が注力して身に着けたい知識にフォーカスを当てたテストを作成し、提供しています。
さらに、社内教育のテストにもラクテスを活用し始めました。弊社の 提供する「BizRobo!」は、半年に1回バージョンアップがあり、多くの新機能が導入されます。これをお客様に説明するためには、社員がしっかりと新機能について理解している必要があります。その理解度チェックにラクテスを使っています。
ラクテスを利用してよかったことは何ですか。
オンライン上でテストの受験から採点までを自動化できたため、テストの運営が非常に楽になったことです。
Excelなどで作成したテストを配布し、解答後に回収して採点、という流れでは、もし不正があっても把握できません。ラクテスがなかったらどうなっていたんだろうと思います。おそらく Excelで大変な思いをしていたんじゃないかと思いますね。
お客様にも、特に問題なくサービスにご満足いただけているので、それが何より大きな成果だと思います。
研修サービスを提供する企業として、社内の人材教育において日本企業が抱える課題は何であると考えますか。
企業として、社員にどこまで本気で育ってほしいかという方針が定まっていないことではないでしょうか。
企業側が「とりあえず研修動画で学ばせればいい」という方向にいきがちで、従業員側も「会社からやれとは言われたけど、忙しいから…」と、倍速で動画を流してテストも適当に解答して研修が終わってしまう。こんなケースが非常に多いと感じています。他方で教育に大きな金額を投資して社員を留学させたりする企業もありますが、それは本当に一部だと思います。
労働人口が減り、一人ひとりの能力の高さが求められる時代です。従業員にどうなってほしいのか、またそのためにどれだけの投資をしていくかを、各企業が中長期的な目線で真剣に考えていく必要があると感じています。その際、従業員の学ぶ姿勢と学習にかける工数を許容する体制も大事だと思います。
最後に、ラクテスについて何かご要望はありますか。
しいて言えば、同じテストを複数回受験する際に、間違えた問題だけをピックアップして解答できるといいなと思います。
編集後記
今回のインタビューを通して、和田様が持つ人材教育への思いが強く伝わってきました。会社と従業員が相互に理解し、学習と成長に積極的に取り組める社会の実現を願っております。ラクテスもそのお手伝いができるように、これからも進化し続けます。