管理業務主任者の採用やスキルチェックをする際は、基礎知識に関する理解を確認しなければなりません。
下記の例題は、ラクテスで利用できるテスト問題を一部抜粋しています。
選択式問題
以下の文章の中で問題に応じて適した答えを選択してください。
例題1
区分所有法の専有部分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれでしょうか?
- 専有部分に構造上・利用上の独立性がある。
- 建物の構成部分である隔壁等により他の専有部分または共有部分から独立した物的支配に適する程度に完全に遮断されている必要がある。
- 専有部分の利用目的は、住居に限らない。
例題2
区分所有法の規則による建物の敷地に関する次の記述のうち、誤っているものはどれでしょうか?
- 区分所有者が建物及び建物が所在する土地の庭、通路その他の土地は、規約により建物の敷地とすることができる。
- 建物が所在する土地が建物の一部の滅失により建物が所在する土地以外の土地となったときは、規約で建物の敷地と定められたものとみなす。
- 建物が所在する土地の一部が分割により建物が所在する土地以外の土地となったときは、規約で建物の敷地と定められたものとみなす。
例題3
区分所有法の共有部分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれでしょうか?
- 各共有者は、規約に別段の定めがない限りその持分に応じて、共用部分の負担に任じ、共用部分から生ずる利益を収取する。
- 規約で共用部分の所有者と定められた区分所有者は、共用部分の変更をすることができる。
- 共用部分につき損害保険契約をすることは、共用部分の管理に関する事項とみなす。
例題4
区分所有法の管理組合法人に関する次の記述のうち、正しいものはどれでしょうか?
- 管理組合法人には、理事を置くことができる。
- 管理組合法人には、監事を置くことができる。
- 管理組合法人には、代表権のない理事を置くことができる。
例題5
マンション標準管理規約に関する次の記述のうち、誤っているものはどれでしょうか?
- 占有者は、対象物件の使用方法につき、区分所有者がこの規約及び総会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負う。
- 区分所有者は、その専有部分を専ら住宅として使用するものとし、他の用途に供してはならない。
- 区分所有者は、敷地及び共用部分等をそれぞれの等しい割合で使用しなければならない。
答え:
例題1. 2.建物の構成部分である隔壁等により他の専有部分または共有部分から独立した物的支配に適する程度に完全に遮断されている必要がある。 |
例題2. 1.区分所有者が建物および建物が所有する土地の庭、通路とその他の土地は、規約により建物の敷地とすることができる。 |
例題3. 2.規約で共有部分の所有者と定められた区分所有者は、共有部分の変更をすることができる。 |
例題4. 2.管理組合法人には、代表権のない理事を置くことができる。 |
例題5. 3.区分所有者は、敷地及び共有部分等をそれぞれの等しい割合で使用しなければならない。 |