令和5年度 ITパスポート試験 公開問題
ITパスポート試験の過去問題(令和5年度)です。実際に出題された全100問を掲載しています。
出典:令和5年度 ITパスポート試験
ITパスポート試験は、経済産業省が毎年実施する国家試験であり、情報処理技術者試験の一区分です。ITと経営全般に関する基本的で総合的な知識を問う試験です。職種を問わず、ITを活用する社会人や学生などに広く利用されています。過去問題は公開されていますが、このテストでは正誤チェックを容易に行え、受験後には解説を読むことができるため、ITパスポート試験受験の事前準備に役立ちます。ただし、問題ごとの配点については非公開であるため、このテストでは1問10点×100問の合計1000点満点としています。実際の試験とは合格基準が異なる場合があるので注意してください。
テスト問題プレビュー
問1から問35までは,ストラテジ系の問題です。
出典:令和5年度 ITパスポート試験
1. 新しいビジネスモデルや製品を開発する際に,仮説に基づいて実用に向けた最小限のサービスや製品を作り,短期に顧客価値の検証を繰り返すことによって,新規事業などを成功させる可能性を高める手法を示す用語はどれか。
2.
次のa~cのうち,著作権法によって定められた著作物に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。
a 原稿なしで話した講演の録音
b 時刻表に掲載されたバスの到着時刻
c 創造性の高い技術の発明
3. 観光などで訪日した外国人が国内にもたらす経済効果を示す言葉として,最も最適なものはどれか。
4.
ASP利用方式と自社開発の自社センター利用方式(以下“自社方式”という)の採算性を比較する。次の条件のとき,ASP利用方式の期待利益(効果額-費用)が自社方式よりも大きくなるのは,自社方式の初期投資額が何万円を超えたときか。ここで,比較期間は5年とする。
[条件]
・両方式とも,システム利用による効果額は500万円/年とする。
・ASP利用方式の場合,初期費用は0円,利用料は300万円/年とする。
・自社方式の場合,初期投資額は定額法で減価償却計算を行い,5年後の残存簿価は0円とする。また,運用費は100万円/年とする。
・金利やその他の費用は考慮しないものとする。
5. 企業でのRPAの活用方法として,最も適切なものはどれか。
6. A社では,顧客の行動や天候,販売店のロケーションなどの多くの項目から成るデータを取得している。これらのデータを分析することによって販売数量の変化を説明することを考える。その際,説明に使用するパラメータをできるだけ少数に絞りたい。このときに用いる分析法として,最も適切なものはどれか。
7. 経営戦略に基づいて策定される情報システム戦略の責任者として,最も適切なものはどれか。
図を参照に回答してください。